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ご挨拶   東京支部長 杭田保孝

 同窓会会員の皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
 東京支部も発足して3年目を迎え、いよいよその礎を固める時期となりましたが、この期に初代支部長近藤和美氏がご退任になり、私が4月に新支部長に就任いたしました。この重要な時期に大役を仰せつかった責任の重さをひしひしと感じているところでございます。また支部発足に際し、多大のご貢献をなされました初代支部長近藤和美氏、同事務局長酒井克己氏をはじめ洲高3回ならびに4回卒業の先輩各位に心から敬意を表し、感謝申し上げます。
 ところで最近では、世界各地で無差別テロの多発や地球温暖化・異常気象など一層予断を許さない状況にあり、わが国においてもいよいよ人口減少の時代に突入、一方ではモラルの退廃による不幸な経済的・社会的事件が日常茶飯事となっております。
 ここで母校に目を向けてみますと、本年は創立110周年を迎えます。これを紀に改めて「世紀を超えて――100年の軌跡」(平成9年10月10日洲本高校発行)の頁をめくってその表し方をふり返ってみましたが、その歴史の重みと時代とともに移り変わってきた姿に強い感動を覚えると同時に自らが在学した当時の思い出を重ねあわせてしばし血のたぎるのを禁じ得ませんでした。そしてこうした歴史の一頁にかかわることのできた自分を支えてくださった多くの方々に只々感謝するのみであります。
 しかし、110年の歴史と文武両道の伝統を誇る母校ではあっても現在首都圏在住の卒業生は約1250名程度であり、同一年次の人員が25名前後であった昭和40年代前半までに較べ、それ以降は10名前後へと激減、平成に至っては実に4名弱にまで落ち込んでおります。こうした事実をキッチリとふまえ、会員相互の親睦、故郷淡路そして兵庫県の諸団体との交流などどのように舵取りをしていくべきかが問われております。
 こうした環境の中、微力ではございますが新執行部の総力を結集して東京支部の基盤固めに精進いたす所存でございますので、関係各位には絶大なるお力添えを賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 そして洲高同窓会・洲本高校の充実した発展と関係各位のご多幸と一層のご活躍を心からお祈り申し上げましてご挨拶といたします。

以上